タワーマンションの防災
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火災を防止するシステム
防災を考える上で火災はとても重大な心配事のひとつです。日常生活で火災を起こさないための事前の備えは、タワーマンションが最も進んでいるといえます。たとえば、電気、ガスには自動制御システムがついていて、切り忘れや空焚きがあった場合などは防止機能が働き、事前に防ぎます。壁や床などは防火性能が高いものになっていて、最悪火災が起こってしまっても、その部屋を締め切れば、延焼は防げるようになっています。
備えは万全といえるので、あとは住民の使い方次第ということになります。入居当初は使い慣れない設備や調理器具が多いでしょうから、マニュアルなどに目を通して早く慣れておくことが大事です。
万が一高層階で火災が発生したときは?
それでもタワーマンションで火事が発生した場合、上層階の消化活動はとても困難なものになります。しかしながら、万が一火災が発生してしまった場合でも、通常のタワーマンションでは万全の備えができています。
第一に、ひとつのフロア全体に炎や煙が充満して逃げ道がなくなるということは仕組み上まずありません。共用部分にはスプリンクラーの設置や防火シャッターがついていて、各部屋にも火災報知器、強制排煙システムなど二重三重の防護策が施されています。避難路も、玄関側とバルコニー側の2方向が確保されていて、煙が回る前に逃げ出すことができます。最悪の事態を想定して、多くのタワーマンションは屋上にヘリコプターのホバリングスペースを確保し、避難している人やけが人を救難用のヘリコプターが救出できるという万全のシステムになっています。
免震構造か否かをチェック
地震大国日本では、何といっても地震対策は気になるところです。
建築専門家の話によると、タワーマンションが最も耐久性能の高い建築物であるということです。最近注目されている免震構造は、建物と基礎の間に積層ゴムなどの免震装置を入れることによって建物の揺れを吸収してしまうものです。免震構造の世界一高いタワーマンションとして話題になった「くずはタワーシティ」は、震度6強の地震でも建物の揺れを2分の1から3分の1まで抑えることができると話題になりました。
地震が多い日本では、高さ60メートル以上のタワーマンションについては、建築基準法において、通常の建物に比べて極めて厳しい構造計算が義務付けられていて、国土交通大臣の認定も必要になります。鉄筋においても継ぎ目のないスパイラル筋などによって耐久性や安全性が高いものが使われ、鉄筋も高強度コンクリートが使われるなど、施行面ではまず、安心してよいでしょう。免震構造で揺れが小さくなるということは、建物の崩壊を防ぐだけでなく家具の倒壊や、それに伴う住民の怪我なども未然に防ぐことができるので、やはり購入前にチェックすべき重要な項目です。




